多国籍PT、キャッチャー役が重要……#越境ワークどう生かす【日経朝刊連動】投稿募集まとめ
日経COMEMOスタッフの山田です。こんにちは。月2回掲載の日経朝刊「働き方イノベーション」面との連携企画、今回は皆さんからいただいた投稿をご紹介いたします。
5/17(火)日経朝刊「働き方イノベーション」面のテーマは「越境ワーク」
こちら5/17(火)日経朝刊記事です。「多様性、生かせてますか」のシリーズが前回で終わり、今回から「どこにいても働けますか」シリーズが始まりました。1回目のテーマは、海外に住みながらテレワークで日本企業で働く越境ワーカー。海外赴任の家族に同行した女性が多く、キャリアを継続させたい働き手と優秀な人材を確保したい企業の双方にメリットがあります。記事ではシンガポールに住みつつ、音声解析サービスのRevComm(レブコム、東京・渋谷)で正社員として働く女性の働き方を紹介しています。
日経COMEMOで投稿を募りました「#越境ワーキングが救う人材」 とは
日経COMEMOではこれに関連して、越境ワーキングが救う人材とは、を意見募集しました。どのような人材が越境ワーキングを必要としているのか。また、こうした働き方が今後、増えてくると思うか。企業が越境ワーキングを認めるには、どのような制度が必要で、どのような配慮が求められると思うか。越境ワーキングをする人のキャリア形成についてはどう考えるか。
今回も多くの投稿をいただきました。皆さんからいただいた投稿のうち、5/17付の働き方イノベーション面では、 碇邦生さん、河原あずささん、ひぐちさんのご意見を紹介しています。
日経朝刊でご紹介した投稿
碇邦生さんは「越境ワーキングで生きる仕事の進め方や人材は数多くある」といい例えば多国籍プロジェクトチームのような働き方を例にあげます。欧米の大規模ゲームソフト開発では国をまたいだ複数のスタジオで協業することは珍しくないと指摘。「国や地域を横断するプロジェクトが事業開発の基本となっているような企業は日本にはほとんどない。捉えようによっては大きな伸びしろで、明るい将来が詰まっている」と投稿していました。
河原あずささんはニフティの新規事業担当の駐在員として米サンフランシスコに派遣された経験から、越境ワーカーを生かすには本社にいるキャッチャー役が重要といいます。「駐在員だけではなく、リモートワーカーや海外にいる外国人も同じ。距離の制約を超えて仕事をしている人材は基本的に優秀なエース候補だ。優秀なキャッチャーが本社の文化を伝えたり、本社が求めていることを明確にしたり、ズレを的確に補正していくことが大事だ」と指摘していました。
デンマークの会社で働いているというひぐち@デンマークで仕事中 さんは、日本のグロービス大学院のビジネススクールで教壇に立つリモート講師でもあるということで、まさに越境ワーキングを体現されている方ですね。ひぐちさんは「越境ワーキングで救われるのはせっかく育てた社員を失わずにすむ企業側であり、特に日本に多いメンバーシップ型だ」といいます。
この他にもさまざまな知見をいただきました
この他にも多くの投稿をいただきました。ありがとうございます。越境ワーク、越境ワーカー、という言葉はまだあまり浸透しているとは言い難い感じですが、すでに何らかの意味で実践されてる方も少なくない、という印象を持ちました。
以下、投稿をご紹介します。
大型連休を挟んだ意見募集だったにもかかわらず、たくさんの力のこもった投稿をいただきありがとうございました。次回テーマもちかく意見募集します、こちらもよろしくお願いします!
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