できる人は、昔からずっと、デスクにいなかったじゃん? ~ 一言切り抜きfrom日経#237 (テレワークで上げる生産性?の日経からのお題に答えて)
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できる人は、昔からずっと、デスクにいなかったじゃん? ~ 一言切り抜きfrom日経#237 (テレワークで上げる生産性?の日経からのお題に答えて)

一言切り抜きfrom日経 by 倉成英俊

たまに日経から出されるお題に対して、
日経からの切り抜きを使って答える、

という
日経から見ると自問自答の、
日経自己解決型にして、
たまに答えています。

今回のテーマは、
「テレワークでどう生産性を上げるか」。


「PCを使って、zoomとかで遠隔で会議をする」とか
「自宅からの勤務を会社が認めます!」とか
テレワークをどう定義したいのか
わからないけれども

テレビジョンとかテレポーテーションと同じく
「テレ=遠く」ということで、
「その場にいない」で全部括ってみる。

まず、
そもそもテレワークなんて、昔からみんなやってたでしょ?
って思う。

電話で済ませる。も、テレワークだったし、
zoomの前は、skypeで、やってた。
確かに、zoomとかでその遠隔でミーティングをしたりする数は
増えたかもしれないけど、
何を今更。って、思ってるのは、僕だけでしょうか?

そしてその次に、
強く思うことは、昔からよく言われるし、
実感もある。

「できる人はデスクにいなかった」

ってこと。

僕の新入社員時代から。
そしてもっと昔から。

皆さんの周りにもいる&いたでしょう?
思い当たる方が。

その一例を、今月の日経から引用。
2022年1月6日日経朝刊、ファナック会長稲葉善治さんの「私の履歴書」より
一言切り抜き。

もう少し前後を切り抜く。
「いない」についても、各人いろいろ、いないっぷりがあるけれども、
この方のその不在の風景が描かれている。

それはどなたかというと
この方だそうで

ファナック稲葉会長は、この池田さんと同じ社宅に住まれて、
会社にあまり行かなかったこの天才と
社宅で遊んでもらっていたという。

電子版での記事はこちら。


できる人はデスクにいない。
昔から、テレワークだった。

そういう人、漫画の中にもよく登場する。
この人とかわかりやすいかな。

主に会社の外で自分の究極を追い求めてる。
で、デスクにいるときは、大体寝てる。

そして、いざ勝負どきになると、、
そのいなかった時の活動が、超、生きる。

自分ができるかできないかはさておき、
僕もデスクにいない派だった。

2009年は自分で週休3日制を引いていた。上司に、
「水曜日は、来ません。
 外で徹底的にリサーチしてます。」
と言って、行かなかった。
ま、つまり、休みというか、結局働いているわけだけど。

そして、
今見とくべきと自分が直感的に思ったものに、触れていた。
広告クリエーティブ業界は、当時から
「広告賞をとって成り上がろう」という他人(審査員)からの評価軸を
気にしている人が多くて、
そういう賞を取る人を「活躍している」と、
思っちゃっているので
(褒められるためのみに仕事をすることを
 僕は全く良いと思わない)
そんな中、周りが誰も興味を示さない、まだ示していないものに、
仲間たちと張れていた。
そしてその時、足で稼いだものが、今もずっと生きている。

あと、不在時はオフィスにあったボードの自分の名前の欄に、
行き先を書けと言われていた。
直行の時は、デスクに電話して、行き先を書くように依頼しなさいと。
誰かが用があって捕まえたいときに困るからと。

時代錯誤だなあ、と思っていた。
メールも携帯もある時代なのに。
理屈が通っていない。
そんなことに毎日1分時間を割くのも、神経を使うのももったいない。

代わりに、ボードに、携帯の番号をずっと書いておいた。
何かあったらここに電話してくださいと。必ず出ますと。

なので、
美味しんぼの山中さんを
「常時テレワークでデスクにいない代表」とするならば、
おんなじことをしていたことになる。

それから13年。
生産性で言うと、誰よりも、みんなで成果を上げてきたと思う。
その原因は、
「場所に捉われず、毎日ベストな場所で、
 今後必要なことを、幅広く吸収して、次の一手を、追い求めていたから」
だと言い切れる。

デスク、及び会社にいるだけでは、成果は出ない。
だって、幅が狭くなるし。
デスクにいても、先手打てないし。

スポーツ選手だって同じようだ。
松岡修造さんも、
去年の日経の土曜日のNikkei styleでこんなことを
おっしゃっている。

これはテニスプレーヤーの仕事場である、コートのみでは身につくことではない。オフコートでのことが大事ということだ。

また、2021年11月2日の交遊抄には、ファッションディレクターの赤峰幸生さんのこんな一言が載っていた。

ファッションの世界だってどの業界だって
同じなのだ。

テレワークOK?
会社にいなくて良い?
大チャンス。

イノベーションや新しいアイデアは、
情報の組み合わせでできるのであれば、
自分の仕事に組み合わせられる新しいものやことを、
大腕を振って、どんどん探しに行ける。

席にいなくても怒られないかなあ、、
なんて不安が付き纏う人も、心配いらない。
そこに、勇気もいらない。

しかし。

本当の問題は、テレワークだとか、なんだとか、
そんなことじゃないだろう。

1月3日の日経1面にこんな一言。

間違いがないように書いておくと、
このデータは、コロナとは、関係ない。
2017年の日経にもこんな記事があったから。
その時からさらに1%下がってるわけではあるけど。


自分の仕事を突き詰めたい人は、
縛りがあろうが、自主的に、勝手にやってる。

仕事の楽しさ、やりがいを失ってるだけの問題。
または、そこをリードできない、
リードどころか、やる気を潰している、
上の世代の経営の問題。

上手い人もいらっしゃるけど。
平均すると、うまくない人の方が多いよね。。

だって、うちの事務所に、
相談に来るのは
いろんな会社の辞めたいっていう若者たちだから。

そもそも生産性って言葉も気になる。
簡単にこうやってニュースでも使われてるけど。

GDP換算でしか測ってないんじゃ?
何のための生産性?
何を生み出したら生産になってるの?

そして、多分、短期で見てるよね?
長期で見なきゃ。

生産性で検索すると、すぐこんな余計な一言が登場する。

>日本の接客や従業員のサービスの質が高いのは世界的にも有名ですが、それは「お金にもならないことに労力を割きすぎている」とも言い換えることができます。

だから海外から人が来てたんじゃないの?
そういう面があるから日本って悪くないと思うんじゃないの?

短絡的に短期で、
自分たちがわかることでしか測ってないんだったら、
世も末だと僕は思う。

だって、例えば、
ゴッホの生産性とか、どうなっちゃうの?!

長期で、死んでからも、
多大なる貢献を人類に及ぼしてる。
無限なる生産性。

せっかく生きて働くなら、
僕はそっちを選んで行きたいな。


#COMEMO
#テレワークで上げる生産性


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一言切り抜きfrom日経 by 倉成英俊
Creative Project Director 倉成英俊が、日経新聞からグッと来た一言を、切り抜いてアップしているプロジェクトです。(日経comemoというnoteのコーナーです) 倉成英俊- https://www.creative-project-base.com/