仮想通貨「Libra」あなたはどう評価しますか?(日経COMEMOテーマ企画)
米フェイスブックが2020年にサービス開始を目指す仮想通貨「リブラ」(Libra)。「国境のないグローバルな通貨と金融インフラ」を目指しているとされ、これまでの通貨秩序を変える存在となるのか、注目を集めています。
代表的な仮想通貨、ビットコインと違って通貨価値の裏付けとしてドル、ユーロ、円などの資産を保有することで価格の乱高下が起きにくいのが特徴といわれています。世界に27億人いるFBユーザーが潜在顧客になるとあって、決済手段として大きく普及する可能性を秘めています。また、世界中で銀行口座を持てない人の決算手段となることも期待されています。
その一方で、リブラは6月に大阪で開かれた20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)でも議論されるなど、各国の通貨当局が警戒心を持つ存在になっており「通貨主権の侵害ではないか」との見方も出ています。
また、フェイスブックといえば2018年3月、8700万人ものユーザーデータが英コンサルティング会社のケンブリッジ・アナリティカに流出していたことが発覚したのは記憶に新しいところです。
「国境のない金融インフラ」を目指すリブラは、はたして通貨秩序を変えるような仮想通貨になるのでしょうか。それとも、各国政府、中央銀行などが築き上げてきた国際通貨秩序に混乱をもたらすだけの存在なのでしょうか?
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理想の仮想通貨なのか、それと私たちの生活を脅かす可能性のある警戒すべき存在なのか。
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