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他流試合をしなければ生き残れない時代!

皆さんこんにちは、澤です。

ボクのCOMEMO投稿で人気なのは、働き方に関するエントリーのようですね。
この記事や
https://comemo.nikkei.com/n/nad125caaab2c

この記事が
https://comemo.nikkei.com/n/nf2035da95e55?

とても多くの方に読んでいただき、たくさんの「スキ」をいただきました!
※「スキ」してる人はボクも好きです!へんてこなアイコン写真がランダムに出ますので、ぜひポチってみてくださいね!

さて、今回のテーマも働き方にかかわるトピックです。
まずは、日経新聞のこの記事。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFE291D40Z20C21A3000000/

うん、間違いない。
これですこれ。

1995年から始まった急速なインターネットの普及にともなって、世界中の情報に簡単にアクセスすることができるようになりました。
そして「知る」ということの手間が劇的に少なくなったため「何かを知っている」ということの価値は非常に低くなりました。
多くのことを自分の脳みそに詰め込んでいることが武器になった時代は、もう過去のものと言い切ってよいでしょう。

その代わり、価値が上がったのが「世の中で知られていること」。
以前なら、芸能人だったりスポーツ選手だったりがテレビやラジオを通じて人に知られるくらいしか、「誰かが誰かを知る」という方法はありませんでした。
それが、今やネットのチカラによって、誰しもが多くの人に「知ってもらう」手段を得ている状態です。

それを生かした人のところに多くのチャンスがやってきて、「能力はあるけど情報発信をしていない」というタイプの人にとっては、機会を逃しやすい時代にボクたちは生きているのです。

時々耳にするのは、「SNSの発信をすると、会社がいい顔をしない」という話です。
でも、「終身雇用無理!」多くの経営者や財界人が言う通り、と会社は一生あなたの面倒見てくれないですよね?
なのに、なぜ情報発信をすることを制限する権利があるのでしょう?

大体、「会社」って誰でしょう?
いい顔をしないのは「会社にいる誰か」ですよね?
その人の考えに合わせて生きることが、生存戦略上プラスに働くのでしょうか?

もちろん、会社の情報をそのまま外部に流してお金にするような行為は、厳しく罰せられてしかるべきでしょう。
(社内規定も多くの場合そうなっているはずです)

でも、会社とは別のところで身に着けたスキルは、大いに生かしてよいと思います。
また、外部で身に着けたスキルを会社での仕事に活かすなら、だれもがハッピーになるサイクルですよね。

「私にはそんなスキルはない」としり込みする人もいるでしょう。
でも、それってたいていの場合ある「呪い」を自分にかけている状態です。
「ほかの人より圧倒的に優れていないと、そのスキルについて語る資格はない」という呪いです。
別に、何かの世界選手権に出るわけではないんですから、「ちょっとできる」状態でも全然かまわないと思います。

ボクは時たま空手を人に教えたりします。
一応は黒帯・三段ですが、格闘技の世界では全然強くはありません。
むしろ最弱に近いレベルです(笑)
でも、自分の知っている範囲、できる範囲で教えることはできるのです。オンラインサロンメンバー向けに空手教室を開催したりしています。
「弱いのに教えるのなんてけしからん」という意見があるのもごもっとも。
でも、「澤さんに教わってみたい」とおっしゃってくれる殊勝な方もいるわけです。
つまり、「マーケットの需要がある」ということ。
この需要を生み出すのは、「澤は空手を教えることができるらしい」という情報が、発信されているからです。

メルカリを使ったことがある方は、「こんなの買う人いるのか?」という商品が売りに出ているのを目にしたことがあるでしょう。
あるいは。「こんなの欲しい人いるんかな」という商品が瞬殺で売れるのを体験した人もいるかもしれませんね。
どちらも「商品を出品する」ことによって発生した事象です。
そして、出品という形で情報を発信しない限り、その物品は誰にも気づかれることなく箪笥の肥やしになってしまうことでしょう。

自分の今いる場所とは違う場所で、ちょっとした勝負を挑んでみるのが「他流試合」。
とはいえ、キャリアにおける他流試合は、いきなりフルスイングの必要はありません。
侍さんが刀をぶら下げて歩いていた時代とは違います。
自分ができる範囲で、自分ができることを気楽に行うのが、今時の他流試合。

そのためには、まずは情報発信。
「わたしはここにいて、わたしはこんなことをしてあなたを助けて、世の中をよくしたいんです」と発信してみる。
そこから見えてくるものも、たくさんありますよ。

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