コミュニティプラットフォームのCEOがコミュニティマネージャーをやっている話
あらゆる組織とひとが融け合う未来をつくる、コミューン株式会社CEOの高田です。
コミューンとは別の完全プライベートの活動として、「先輩データベースいわて」という取り組みを行っています。
これは、岩手出身の大人と岩手の学生の関係が融け合い、学生の将来の可能性を拡げることを目的とした取り組みで、具体的には
・YouTube発信
・リアルイベント実施
・コミュニティ形成
を行っています。
なぜやるのか?
「スタートアップの社長が社会貢献に時間を使うのはどうなんだ?」
という意見があるのは理解しています。
わたしは岩手県の野田村という津波被災地で生まれ育っており、その経験もあってか”ひとはあっけなく死ぬ”と思っています。
「まだ利益が出ていないから…」「まだ小さいから…」と、やらない理由はいくらでも思いつくのですが、今日より元気な日はないので、いまからやれる範囲の社会貢献に取り組むことが重要だと考えています。
また、自分自身のバックグラウンドから、自分がやらないといけない、という使命感があることも関係しています。
↑↑のNoteに記載のように、わたしは割と逆境とみなされる環境からここまで来ているので、子どもたちと話していても響きが違う感覚があります。
また、事業にもポジティブな効果があり、目的化はしていませんが、採用や顧客獲得にもつながっています。
先輩データベースのコミュニティ化
先輩データベースは典型的なリボンモデルで、企画に協力してくれる大人サイドと、コンテンツを見てくれる/参加してくれる学生サイドの両面が必要です。
従来はわたしが気合と根性で集客もコンテンツ作りもしていましたが、早々にリソースの限界を迎えたため、コミュニティのちからを借りて火種を大きくしていくことを決めました。
まずは大人サイドのコミュニティ形成に主眼を置いていて、熱量×声のかけやすさを優先して初期メンバーを構成し、次に知名度を意識するアプローチをとっています。
最初はわたし1名で始めた活動でしたが、理念に共感・賛同してくださる岩手出身者が次々と集まり、いまやのべ50名ほどのコミュニティになっています。
顧客ペルソナになることからしか得られない学びがある
コミュニティサービスを提供している会社の代表として、コミュニティマネージャー業務を実際に行うことで、すごく勉強にもなっていますし、なにより楽しいです。
コミューンでは、顧客解像度を上げるためには自分たちが取り組むのが一番だと考えていて、
・台東区の銭湯「湯どんぶり」コミュニティの運営
・コミュニティマネージャーの集まるコミュワンの運営
などコミュニティ運営を企業として実際に行っているのが強みの源泉です。
私自身の場合は、正直先輩データベースをコミュニティ化していこう、というのはたまたまたどり着いたアプローチで、もとから狙ったわけでは有りませんでした。
ですが、コミュニティマネージャーという我々のお客様像を自分自身がやることで、事業の解像度がこれまでと比べられないほど上がりました。
コミュニティマネージャーとしては駆け出しですが、コミュニティのちからをすでに手触り感を持ってひしひしと感じています。
とはいえ先輩データベースの活動はまだまだ発展途上なので、より大きなうねりを起こせるようにもっとがんばります!
(告知)8月11日にイベントやります
先輩データベース初のリアルイベントを、8月11日(金・祝)に盛岡駅前のアイーナで行います。
ヘラルボニー松田さんや格之進千葉さんなどの起業家、経産省、NTT東日本、サイバーエージェント、国際協力銀行など東京で活躍する先輩たちのお話を一日で聞ける、そして交流できる機会です。
一人でも多くの岩手の中学生〜大学生に来ていただきたいので、ぜひ拡散/共有お願いします!!
また、イベントは運営事務局の持ち出しで企画しているため、現在クラウドファンディングを行っております。
日本の未来を担う学生たちに将来の可能性を知ってもらう素晴らしい機会にできるよう尽力しますので、ご賛同いただける方はイベント成功に向けお力を貸していただけますと幸いです…!!
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