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【テーマ企画まとめ】サブスクであなたの生活はどう変わりましたか

個人の消費生活や、企業のビジネスモデルを大きく変える可能性が指摘されるサブスクリプション。日経COMEMOテーマ企画では、サブスク導入により日常生活やビジネスがどう変わったか、みなさんからの投稿を呼びかけました。ここに集まったご意見をご紹介します。

■私の生活、こう変わった

本間さんが初めて買ったデスクトップ・パソコンは1985年発売のモデルで、まだハードディスクすらない時代。ほんの少しのプログラム開発でも、1~2年のプログラム開発でも同じ金額でソフトを購入する必要があったのが、サブスク・ソフトでは無料版を使ったり、有料版を数カ月契約するなど「必要な時に、必要な量だけ利用」できるようになったといいます。

遠藤さんはカーシェアの普及が進んでいることについて、「経済が成熟して、ものが溢れた結果、所有する必然性が少なくなっている」ことも大きな要因だと指摘。将来は地方で地方都市への人口集約が進んでいくことが予想され、カーシェアの利用の合理性が高まると、より全国的な普及が期待でききると予想します。

発酵食のワークショップに取り組むいわあゆさんは、「自家製調味料にもサブスク時代がきた」といいます。注目するのは老舗醤油メーカー、キッコーマンによる自家製醤油のサブスク事業。「このサブスクサービスを通じてまた、自然の恵みを感じ、それを楽しみと感じられる人が増えるといいなと思います」。

haeretics@略称ヘレ さんが利用しているサブスクは、辞書ツール、音楽や動画、アニメの配信ツール、ソフトウエアの5つ。今後はカフェやバックアップソフト、新聞や雑誌のオンラインサービスも利用したいそうです。

小寺正浩(事業支援プロデューサー)さんは、Amazon Prime Videoに加入した結果、映画や海外TVドラマをたくさん見るようになり、「だらだらテレビを見ていた頃と変わらない生活をしてしまっていた」といいます。

■ビジネスの仕方、こう変わった

瀧さんは、家計簿サービスなどマネーフォワードのサービスに触れ、「ローンチして数か月経ったころの、ユーザーさんからのダイレクトなフィードバックが鬼レベルで熱かった」と振り返ります。そして、付加価値やUXをCustomer Developmentを通じて発見する時代になったことで、このタイプの事業形態の価値が俄然上がってきた、と分析しています。

橋本さんは、自社サービスがサブスク型であることを紹介。サービスのサブスク化により企業側は「売り切って終了」ではなく、顧客との関係性をより強化して行こうという動きにつながり、非常に健全な関係性が築けると指摘。「このビジネスモデルを実現すべく、弊社も一端を担えたら」と意気込みます。

碇さんは、ブームとして注目を浴びているサブスクが一過性の流行りではなく社会に浸透していくためには、サブスクを提供する企業や消費者に加えて、「既に定額制サービスを提供している中小零細企業」のサブスク化が欠かせないと指摘します。

小林さんは、サブスクリプションにより消費者の相対的な立場は格段に強くなった一方、ブランドの「ホワイトレーベル」化が進むと指摘。提供側にとっては、この転換を肯定的にとらえることが出来るかどうかで、サブスクリプションモデルの勝敗が決まるといいます。


皆さま、ご意見ありがとうございました。ちなみに遠藤さん、瀧さん、それから勝瀬さんにご登壇いただきましたイベントも大盛況でした。

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