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力の入れ方が分からないと頑張れないよねって話。

みなさんこんにちは、澤です。

前回の記事も、とてもたくさんの方に読んでいただいてうれしいです!


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まずはこの記事。

いやーー、わかるわーーーw
エンゲージメント調査の結果に一喜一憂しすぎて、そのスコアを上げることが目的になっちゃうやつ。
手段と目的がごっちゃになって、手段のために時間と体力がどんどん削られる負のループ。
うーん、思い当たる節ありすぎて・・・って感じです。

日本企業は長らく「メンバーシップ型雇用」が取られていて、「属した組織でいろんな仕事を体験して、その組織にとって最適な人材になっていく」という経営がなされてきました。
年功序列・終身雇用が機能していた時代には、これは実にいいアプローチだと思います。
働く側にとって「クビになる心配がない」というのは、心理的安全性を担保する上で最も重要なポイントです。
日本は解雇規制がめっちゃめちゃ厳しくて、無能だろうと害悪撒き散らそうと、なかなかクビにはなりません。
結果として、なんとなく会社に居続けることが目的になって、何かを達成しようという意欲がいつの間にやら消えてなくなっちゃいました、って人も少なくないようです。

これはボクの想像ではなくて、自分が関わっているさまざまな企業の様子をしっかり観察した結果として確信していることです。
ぼんやり過ごしていても、毎月お給料が振り込まれる。
問題意識を感じようにも、これだと感覚が鈍りますよね。

世界的に見ても日本の給与水準が上がっていないのはデータとして証明されてます。
そりゃまぁそうだよねって思います。
なかなか業績アップしない企業、デフレ大歓迎の国民性、大きな手を打てない政府・・・
給料が上がる要因が見当たりません(苦笑)
そんな状況なのに、エンゲージメントが上がらないって悩むのは、ぶっちゃけ滑稽に思うわけです。
むしろ、横ばいなら御の字って思う方が妥当ではないですかね。

今の日本って「力の入れ方が分からない」って人がたくさんいるように思います。
(他の国はどうかって話はここではナシにします。あくまでボクは日本で暮らしてるのでこの国について書きます)
どう頑張ればいいのか、頑張ったら何が起きるのか、想像ができないんじゃないかなと。
高度成長期の頃は、頑張ったらお給料が上がる、いい車に乗れる、いい家電が使えるなどわかりやすいインセンティブが与えられてたと思うんですよね。
そして、紙切れ一枚で全国あちこち飛ばされて、家族と過ごせなくなったりしても「頑張れば報われる」って信じたからどうにかなっていたのかなと。
でも、もうそんな時代終わって半世紀くらい経ってるわけで。
もうそんな無駄なことやめたらいいのになって、ホントに思います。

でもまぁ、変わらないんだろうなぁとも思うのです。
だって、自分が生きている間はどうにかなりそうかなって思ってる人たちが、いろんな権限持ってたりするわけで。
少子高齢化で若い人たちの数の力は落ちる一方で。
あれ?絶望しかなくない?

そんな中、エンゲージメント調査がどん底まで落ちてないんだから、日本てめちゃめちゃすごい国だなって思うわけです。
暴動が起きるわけでも、政府転覆のテロが起きるわけでもない。
これは日本の素晴らしい底力なんじゃないかとさえ思います。

どこでこの均衡が崩れて、ガタガタになるのかはわかりません。
数年後なのか数十年後なのか23世紀あたりなのか・・・
でもまぁ、ボクは割となんでもいいかなって思って生きてます。
この国をどうにかしたい!とか別に思いません。
ただ、ボクとなんらかの関わりを持つ人たちが、ちょっとでもハッピーになるための手伝いを、あと20年くらいはさせてもらえるといいなぁと思って生きてます。

肩肘はらず、自分のできることを日々実行する。
面白そうなことにはどんどん首を突っ込みつつ、ボクの時間を一方的に奪おうとする輩とは徹底的に距離をとる。
ボクはそうやって「頑張り方がわかる状態」のために頭と時間を使っていきたいなと。
これでいいんじゃないかなって思ってます。

最近、テレビに時々出てるのも、「もうちょっと多くの人にボクの考えてること共有してもいいかな」って思ってるから。
今回のトップ画像は、先日「サンデージャポン」に出た時のもの。
普段テレビを見ない生活してるんだけど、影響力は今でもすごいですね。
自分なりの力の入れ方を理解しつつ、時々出演させてもらえればいいなって思ってます。
(ちなみに、ビル・ゲイツに認められたってのは端折りすぎなんですよね・・・正確には「ビル・ゲイツの名前を冠した賞をもらったことがある」ですw)

ちなみに、今ボクが自分にエンゲージメント調査をしたら、間違いなく最高得点をつけます。
ボク一人しかいない会社だから、会社としてフルスコア確定です。やったー!

別に仕事を辞めて欲しいわけはないけれど、「働く」を考えるきっかけとして、この本はオススメです。
テレビに出るようになったボクとしても、色々勉強になりました。


ボクの頭の中に興味がある方は、こちらをどうぞ。


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