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どんな組織も結局人間関係で決まるって話。

みなさんこんにちは、澤です。

前回の記事も、とてもたくさんの方に読んでいただいてうれしいです!

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まずはこの記事。

いやはや大騒ぎになりましたね〜〜!
創業者が追い出されて、すぐ採用するって決定が出て、元の会社が大騒ぎして、元の鞘に戻る流れに。
これが数日で起きるという、実にスリリングでスピーディーな展開でした。

それにしても、超天才的な人たちが集まってるすごい組織でも、人間関係のトラブルは起きるんですよね。
これについては頭がいいとか仕事ができるとか関係ない。
人が集まると、結局のところ何かしらの問題が起きる可能性は高まるのが世の常ですね。

ボクは、サラリーマンを28年ほどやって、そのうち23年はマイクロソフトで働かせてもらっていたわけですが、組織にいる人によって快適さは全然違いましたね。
マネージャーも、合う人と合わない人がいて、合わない人と仕事をするのは本当にかったるかった。
合わない人に評価されるとか、本当にストレスでした。
キャリア全体を俯瞰すると、合う人と仕事をしたのが7割、合わない人が3割って感じだったかな。
トータルで見たら、快適に仕事をさせてもらってる時間の方が長かった気がします。

コロナ禍になって、出社することもなくなり運営しているセンターが開店休業状態になったことで、退職を決めました。
そして、転職ではなく独立を選び、誰かに雇われることも誰かを雇うこともなく、もう3年以上経過しました。

一人でのんびり楽しく仕事をしていたわけですが、ネット記事で「利益が出てるなら、会社を買うのがよろしい」というトピックが目に入って「これはボクも取り入れた方がいいのかな?」とぼんやりと思ったりしました。
そこで、ボクの経理関係を全て見てくださっている税理士さんと会話していて、「利益が大きくなってきたら、小さい会社を買収したりする方がいいんですか?」と質問してみたことがあります。

答えは実にシンプルで「仕事のトラブルの99%は人間関係だから、一人でできるならそれに越したことはない」とのことでした。
ボクがぼっち好きで、やっている仕事も個人プレーで十分、事業を大きくする必然性は特にないってことで、相変わらず一人で仕事をしています。

ボクは武蔵野大学のアントレプレナーシップ学部で、起業家精神を育むための教育をしています。
学生さんたちの中には、もちろん起業を志す若者もたくさんいます。
その若者たちにぜひ理解してほしいなと思っているのが、「ビジネスの成功はアイディアよりも人間関係である」ってことです。
すぐれたアイディアも、人間関係で簡単にダメになります。
人間関係がよければ、一人では思いつかないアイディアも、ディスカッションの中で生まれてくることがあります。
(トップ画像はボクのゼミに入ってくれている3年生の人たち。もうね、かわいくて仕方がないのですよ)

ちなみに、人間関係がいいというのは「毎日飲みに行く間柄」とか「家族ぐるみでのお付き合い」とか、そういう話ではありません。
なんなら、仲がいいとは言えなくてもビジネスにおける人間関係がいいという状態はいくらでもあります。
そのために必要なマインドセットは「相手を尊重する」というシンプルなものです。
仕事仲間の知識や能力が信頼に足るものであれば、「プロとして尊重する」という姿勢をとることができます。
その場合は、むしろ緊張感を持って仕事の取り組むメリットが大きくなるかもしれません。

ただ、自分が「好きではない人と一緒にいると極端にパフォーマンスが落ちる」と認識している場合、組織で働くとストレスが大きくなるかもしれません。
その時は、とにかくスキルアップに没頭する時期を作って、「頼られ、頼まれる存在」になると生きるのが楽になりそうです。
ボクの場合は割とこのパターンに近くて、テクノロジーの知識とプレゼンのスキル、マネジメントの経験を組み合わせることで、自分のポジションを作ることができました。
今では、無理して苦手な人と仕事をする機会もほとんどなくなって、気楽に仕事をすることができてます。

仕事を楽にするためには、自分を客観視することが大事。
よかったらこの本を手に取ってみてくださいね。


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