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習慣化が苦手だった僕が伝えたい、「3日坊主にならない」習慣化のコツ

まもなく2024年がやってきますね。今年のはじめ、僕はこのnoteで1年間の年間目標の立て方をご紹介し、年間目標を達成するには「プチ習慣」を作ることが重要だとお話ししました。

日々小さな習慣を繰り返し、自分の決めた目標を達成していくことで、「確実に前に進んでいる」という達成感を得られるとともに、着実に人生が好転していくからです。

しかし、プチ習慣を続けるのがまた難しい…!

前回のnoteではプチ習慣を続けるために、

①1ヶ月に1度、定点観測日をつくる
②未来の自分にメールを送る
③SNSで目標宣言する

を意識すると良いと述べたのですが、「そもそも1か月も続かない」「目標を宣言したところで続けられなかった…」という声をいただきました。

たしかに、この3つを習慣にするのがまず難しいんですよね。

そこで今回は、習慣術note第2弾ということで、習慣化をするときに「最初にすべきアクション」について考えてみました。

新年は、新しいことに挑戦するのにぴったりのタイミング。充実した2024年を送るために、ぜひ参考にしてみてください。

習慣化の前にやるべきは、達成したい目的と自分への理解度を深めること

実は僕も、最初から習慣が得意だったわけではありません。

「これを続けよう!」と決意しても、目の前にやりたいことが生まれてしまうと、そちらに意識が向いてしまったり、他に良いアイデアが思いつくとそれを実践してみたくなるタイプで、むしろ習慣化は苦手なほうだと思います。

では、なぜそんな僕が習慣化できるようになったのか。それは、僕が僕自身を理解していたからだと考えています。なぜ習慣化が苦手なのか、逆にどういったことが得意なのか深堀ることで、習慣化に失敗する要因を取り除いたのです。

そこで僕が皆さんにお伝えしたいのは、習慣化を目指すなら無闇に始めるのではなく、まずは自分の性質を理解するところからやってみてほしいということです。

このnoteを見ている多くの方は「習慣化が苦手」だと感じていると思うので、「自分はなぜ習慣化が苦手なのか?」に向き合ってみることをおすすめします。

自分で考えてみても分からない場合は、自分を知るためのツールを使ってみましょう。「MBTI診断」「ストレングスファインダー」は弱みだけでなく自分の得意なところもわかるため、有料ですが利用してみる価値があると思います。

▼MBTIについてはこちらの記事で解説しています

また、その習慣を続けることでどのような未来が手に入るのか想像することも重要です。もともと習慣とは、それを続けた先に何か良いことが生まれるからこそ身につけるものであり、それを見失ってしまうと一気にモチベーションを失ってしまうからです。

当たり前のように聞こえますが、目的を見失ってしまい、継続することを目的にしてしまっている人は意外と多くいます。

前回のnoteでは「年間目標を達成するためにプチ習慣を作ることが重要だ」とお伝えしましたが、例えば「今月は◯円節約したいから、休日は自炊しよう」「文章力を上げるために、日記を書いてみよう」など、何を目指して習慣化するのかいま一度考えてみましょう。

まずは3日坊主を卒業しよう。苦手タイプ別「習慣化のコツ」

目的と自己理解を踏まえたうえで、3日坊主を乗り越えるためのコツを、苦手タイプ別に書いてみました。

1.誘惑に負けがちな人は、環境を変えよう

「コンビニでお菓子を買わないようにしたいけど、どうしても食べたくなってしまう」
「勉強中にスマホを見ないようにしたい」

そんな方にはぜひ、環境そのものを変えてしまうことをおすすめします。持ち物や部屋の環境を変えることで「やらなければならない状況」を作るのです。

たとえば、僕は1日1食の習慣をつける際、日中はそもそもごはんが食べられない環境で仕事をするようにしていました。身近に食べられるものがあるとどうしても手に取ってしまうためです。やらなければならない状況に身を置けば、一定の習慣は身につくと思います。

2.ストイックすぎる人は、小さなところから始めよう

まわりからは「真面目だね」「続けるのが得意そう」と言われるのに、実際は上手くいかないという方は、最初に大きな目標を立てすぎている可能性があります。

最初から高いハードルを設けたり、1年後、3年後を目指して習慣化をするのは心が折れる可能性が高く、非常に難しいと思います。

筋トレならまずは3回だけ。最初から「1年間やるぞ!」と思うのではなく「まずは1日やってみよう。次は3日、5回…」と徐々に視野を広げていくことで、いつの間にか習慣が身についているはずです。

3.忙しい人は、生活シーンに合わせたスイッチを作ろう

本当は続けたいけれど、仕事や学業が忙しくて続けられない…という方もいるのではないでしょうか。

僕も同じ失敗をしたことがあるのですが、習慣化のために「◯時になったらこれをやる!」とルーティンを決めるのは、特に忙しいビジネスマンにはおすすめできません。

なぜなら時間を決めてしまうと、その時間に急遽予定が入った場合や時間を過ぎてしまった場合に自信を失い、一気にどうでも良くなってしまう可能性が高いからです。

もし1日のルーティンに取り入れたいことがある場合は、時間ではなく生活リズムを基準にタイミングを決めましょう。「朝起きたらベッドを掃除する」「通勤電車の中で本を読む」「寝る前に筋トレをする」などです。

こちらの記事では4人の女性が結果を出すために取り入れた習慣について述べられていますが、いずれも時間にこだわっているわけではなく「出社したら」「朝食を食べたら」と、自分の行動に習慣を紐づけることで、定着化していることが分かります。

まずは自分のタイプと目標の見直しから。2024年のスタートダッシュを決めるために、年末年始は2023年の振り返りと一緒に自分分析をしてみるのはいかがでしょうか。

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このnoteでは、Z世代経営者の僕が日常生活で感じたことや経営のノウハウを発信しています。今後も経営者やZ世代の皆さんの役に立てる情報をお話したいと考えていますので、ぜひスキやコメントお願いいたします!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。他にもこんな記事を書いているので、ぜひご覧いただけたら嬉しいです!

※このnoteは個人の見解です。

今瀧健登について

今瀧健登 / Imataki Kent(Twitter:@k_hanarida)

僕と私と株式会社 代表取締役 
日経COMEMO キーオピニオンリーダー
書籍『エモ消費』『Z世代マーケティング見るだけノート」など

1997年生まれ。SNSネイティブへのマーケティング・企画UXを専門とし、メンズも通えるネイルサロン『KANGOL NAIL』、食べられるお茶『咲茶』、お酒とすごらくを掛け合わせた『ウェイウェイらんど!』などを企画。
Z世代代表として多数のメディアに出演し、"サウナ採用"や地方へのワーケーション制度など、ユニークな働き方を提案するZ世代のコメンテーター。
日経COMEMOではZ目線でnoteを綴り、日経クロストレンドでは、「今瀧健登のZ世代マーケティング」を連載中。

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今瀧健登 / Z世代の企画屋
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