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心理的安全性と良質なフィードバックの両立への挑戦

こんにちは、ベーシックCOO&リデザインワーク代表の林です!

今回は日経COMEMOからのお題を踏まえて、ベーシックの組織運営でも大切にしている「心理的安全性の構築」と、「良質なフィードバック」について、両立を目指している話をしたいと思います。

心理的安全性とは何か、どうすれば構築できるのか?については、下記の記事によくまとまっているので参考にしてみてください。

・「心理的安全性(psychological safety)」とは、組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態のこと
・2016年にGoogleが「生産性が高いチームは心理的安全性が高い」との研究結果を発表したことから、一気に注目を集めるようになりました。
・「心理的安全性の高いチームのメンバーは、離職率が低く、他のチームメンバーが発案した多様なアイディアをうまく利用でき、収益性が高く、マネジャーから評価される機会が2倍多い」ということが判明した

よく心理的安全性の記事などには、意見交換や発信が安心してできる状態と定義されていますが、僕はそれに加えて、新しい挑戦や、従来と違うやり方にも安心して取り組める状態も大事にしています。

なので、僕が目指したい心理的安全性の定義は、

様々な視点やアイディアを誰に対しても安心して発言できることで、多様な視点やアイディアが交換できる。そこから生まれた従来のやり方の変更や、新しい挑戦に、失敗を恐れることなくトライでき、組織の学びを最大化できている状態


だと思っています。
そのため、ベーシックでは、重要なコンピテンシーにトライ&ラーンを設定しています。何かがうまくいかなかったときに、何が学べたのか?次にどう活かしていくのか?を重視しています。

日本では多くの企業において、失敗に対して、「切腹型」の責任追及が行われているので、どうしても従来のやり方の変更や新しい挑戦を進めにくい。そのあたりは、noteにまとめましたので、参考ください。

もう一つ大切にしているのは、
心理的安全性のある組織はただのぬるま湯であってはいけないという点です。

仲が良く、なんでも発言できるし、否定もされない。しかし、単に優しいぬるま湯的な雰囲気、空気を読むあまり誰かが不利になるような発言はしない気遣いが生まれてしまい、誰かの発言や行動に適切なフィードバックがなされない状態になってしまってはいけないと思います。

ベーシックでは、一人一人の成長を非常に大切にしています。また、
成長=挑戦×フィードバック
と定義しているため、一人一人に挑戦の機会を約束することと、日々の挑戦に対して、本人自身が気付きを振り返る機会を大切にしたり、気づいたことやアドバイスをしっかり本人に伝えることを大切にしています。

しかし、発言や行動に対して、アドバイスやフィードバックを行うと、ともすると、受け入れてもらえなかった、否定されたと思ってしまう可能性もあります。

ここで、心理的安全性と良質なフィードバックの両立を意識していくことが重要になります。
上司や周囲の同僚は、自分の発言や行動をしっかりリスペクトしてくれているという相互認識の構築が非常に大事になってきます。

通常の仕事だけではない人間関係の構築は重要だからこそ、オフラインコミュニケーション補助、オンボーディングランチ、オンライン飲み会補助などに取り組んできました。


しっかりチームで人間関係を築き、なんでも話し合えるようになった上で、
アドバイスやフィードバックもしっかり行っていく。
そしてそこから生まれたアイディアにもどんどんトライして学びを深めていく、そんな組織を目指していきたいと思います。

まだまだ、心理的安全性と良質なフィードバックの両立は道半ばですし、
毎月新しい仲間がどんどんジョインしてくれているので、より注力していきたいテーマだと思っています。

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#日経COMEMO #心理的安全性を確保するには

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林 宏昌(リデザインワーク・スキルキャンバス代表)
経営戦略、人事戦略、働き方について、自身の経験を通じて得た気づきや学びを書いていきます。フォローしてもらえると喜びます! リクルートにて営業→経営企画室長→広報ブランド推進室長→働き方変革推進室長→リデザインワークを創業+ベーシック取締役COO+情報イノベーション大学客員教授