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日経電子版「基礎から日経」に掲載/note連動お題企画「#天職だと感じた瞬間」受賞作品紹介

こんにちは。日経COMEMOスタッフの橋本です。2022年9月14日から約1カ月半実施したnoteと共同で実施したお題企画「#天職だと感じた瞬間」には、4000を超える投稿がありました。今回の投稿では、その中から、きらりと光った優秀賞2作品と入賞5作品を紹介します。

また、7作品のうち日経電子版を引用して執筆された2作品が日経電子版の「基礎から日経」に掲載されます。

受賞者(優秀賞)※五十音順

中村洋太(ライター&コンサル)さん

作品「講演のための思考メモ(15)お客様から学んだ大切なこと

海外添乗員として働いていた中村洋太さんは、「旅行が好きなこと」と「旅行を仕事にすること」は全くの別物と気付き、最初はこの仕事に苦手意識を持っていたといいます。しかし、形式ばった案内をするより、自身が海外で経験したことやその時に感じたことなどを話す方がお客さんは盛り上がり、自分自身も仕事を楽しく感じられるようになりました。

もともとは苦手な仕事だったとしても、自分の好きなことを貫き、何より「自分自身が楽しむこと」が天職につながるのだと教えてくれる作品でした。

山川咲さん

作品「開校決定までの光と影。神山まるごと高専、山川咲の視点で。

2020年、山川咲さんがオリジナルウエディングを提供するCRAZY WEDDINGから独立したというニュースを見ました。新たな挑戦は、なんと「学校をつくること」。いったいどんなことをしているんだろうと気になっていたこともあり、こちらの作品に目が留まりました。

結婚式と学校、舞台は違えど、「意思のある人生をこの世界に、一つでも多く増やす」というゆるぎない姿勢は、まさに「天職」という言葉がふさわしいと感じました。山川さんの今後の活躍も期待せずにはいられません。

受賞者(入賞)※五十音順

あやとりりい🌸気持ちの伝え方さん

作品「誰かのマイルールに縛られず、従業員も会社も成長できるルールで、活き活きと働けた瞬間

「あやとりりい🌸気持ちの伝え方」さんが投稿した記事には700以上の「いいね」がつき、天職に対する思いや向き合い方にたくさんの共感が集まりました。

特に引かれたのは、天職だと感じる瞬間は「誰かが決めたマイルールに従うのではなく、『誰もが伸び伸びと活躍するための新しいルールをつくることで、働く人が天職でいられる状態をつくる』こと」という考え方です。

職場や日々の生活の中で、ルールに縛られていることに窮屈さを感じている人にとって、「自分にとっての天職とは?」を考えるヒントになるのではないでしょうか。多くの人の心に響くすてきな作品をありがとうございました。

小林 大輔/スムーズ代表取締役さん

作品「ぼくが「大企業からの依頼を断りつづける」コンサル会社をつくった理由

工務店のコンサルティングをする株式会社スムーズ代表の小林大輔さんは、新卒で入社したコンサル会社では40回商談して1件も受注できなかったり、契約まで14回も商談を重ねたり……など、多くの苦難がありました。このような壁を乗り越えて起業し、たくさんの仕事の依頼が来るようになったものの「地元を支える中小企業を応援したい」という思いから、大手企業からの依頼は断っているといいます。

目先の売り上げではなく、「中小企業と共に日本の産業を変えたい」という信念を大切にしている姿勢に共感し、選出させていただきました。小林さんの中小企業に対する思いや、「コンサル」という仕事にかける情熱をぜひ読んでみてください。

潮井エムコさん

作品「うんちソムリエの仕事

「え!?」と思わず二度見してしまうタイトル。本文の冒頭でも「『うわ、やべー奴』とブラウザバックしようとしたそこの貴方、少しだけ私に時間をいただけないだろうか。」と注意書きから始まります。しかし記事の内容は、いい意味で裏切られます。保育士の潮井エムコさんが「赤ちゃんのうんちのにおいをかぎ分けて健康状態をチェックできる特殊能力がある」という、実に「天職」という言葉がふさわしい名作なのです。

2021年に投稿された作品ですが、長きにわたり多くの方に読まれており、このお題企画を機に、よりさらにたくさんの方に届いてほしいという思いから選出させていただきました。

受賞者(特別賞)※五十音順

日経電子版を引用して執筆していただいたこちらの2作品が日経電子版の「基礎から日経」に掲載されます。掲載日が決まり次第、改めて紹介いたします。

近森 未来さん

作品「さかなのこ」が教えてくれた、人生での”好き”との付き合い方

資生堂クリエイティブ株式会社 コピーライターの近森未来さんは、9月に公開された映画「さかなのこ」を見て、好きなことを極めたゴールの一つが天職なのかもしれないと気付いたといいます。近森さんのnoteを見て、魚が好きで探求し続けているさかなクンは、まさに天職を見つけた理想的なキャリアだと感じました。

「自分にとっての天職とは?」「天職を見つけられなくてモヤモヤする」という思いを持っている人に、気付きを与えてくれる投稿です。

藤田 祐司さん

作品「外からの刺激がきっかけで出会える「天職」

Peatix Japan株式会社取締役CMOの藤田祐司さんの投稿は、「天職」に対する鋭い視点に引かれ、選出させていただきました。一般的な天職の定義は「先天的な特性に合う職業」ですが、藤田さんはそこに違和感があったといいます。持って生まれたものより、「外部要因や様々なアクションを取っている間に見つかるケースのほうが多い」と考えたのです。

確かに、仕事の経験や人との出会いから、自分の特性に気づくことは少なくありません。概念に縛られず、チャレンジすることで「天職」を見つけられる、という考え方は多くの人の参考になるのではないでしょうか。

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noteとの共同お題企画「#私の学び直し」を実施中!

noteとの共同お題企画は、皆様の発信機会を増やせればと思い、定期的に開催しています。現在開催している共同お題企画は、「#私の学び直し」です。みなさんが「やりがいを感じたエピソード」や「この仕事でよかったと感じた理由」などを、ぜひnoteにご投稿ください。

募集期間:2022年11月1日(火)〜12月14日(水)
入賞作品発表:2023年1月予定

詳しくはこちらをご覧ください。