全国転勤・総合職は転職をしなくても「変身」の機会だった #あなたが変身した話
毎度COMEMOお題企画の際は、サムネイル画像をunsplash.comで探すところから始めています。今回も、「変身」=「Transform」という単語で検索しようと思ったのですが、「いや、自分の写真でいいか。これは"変身"だよな。」と思って、2010年12月の僕の写真を持ってきました。
30歳の頃のしまこ。
(僕にも若い頃がありました。)
静岡の商業施設で仕事中のひとコマです。
現在の様子と比べてみましょう。(2019年の写真)
「おい、変身してないじゃねーか!」って、声が聞こえてきそうですが、いえいえ、こちらは仕事中ではなく、プライベートです。
・・・と、「毎回COMEMOらしからぬ冒頭書き出しで大丈夫なのか?」と話題の、将来なりたかった職業は「小室哲哉」で、今はただのサラリーマンの島袋です。
今回のテーマは「 #あなたが変身した話 」。
僕は、科学特捜隊に属したことも、ショッカーに拉致されたこともない「平凡なサラリーマン」なので、「変身らしい変身」を一度もしたことないのですが、サラリーマン的としては、かなり「変身」に近い体験をしてきたと思っています。
先日のnoteや、転勤遍歴のnoteにも書いたことのがあるのですが、社会人をスタートした会社は、全国転機の企業でした。
東京調布(管理系2年)→大分県(営業管理3年)→静岡県(営業2年)→東京渋谷本部(店舗統括1年)→滋賀県大津(営業管理0.5年)→東京渋谷本部(経営企画0.5年→デジマ3年)→(その後、中野の飲料メーカーに転職)
と、2004年〜2016年の間、2〜3年ごとに勤務地と部署(=役割)を変えて、「社内転職」に近い経験をしてきました。商業施設の「消防計画策定や消防訓練指導」をしていた人間が、「テナント誘致・契約交渉、宣伝販促」の職務に移動するのですから、それは、「転職」と呼んでも過言ではないと思います(笑)。
「全国転機」なんて聞くと、世代やライフスタイルの指向性によっては、ネガティブな印象を持つ方がいるかもしれませんが、僕にとっては、とても有意義で、いまの僕を形成するのに、必須な時間だったと思っています。
変身するとパワーアップするのか?
戦闘力を上げるために、「外見の変化」に走る時期もあるかもしません。より強い相手と闘うために修行し「黒髪を逆立て金髪」にして、自身を「超」えていくがごとく、音楽をやっていた時は髪を伸ばしてみたり。(茶髪や金髪にはしませんでしたw)
戦闘民族ではない、サラリーマンは、どんなに修行をしても、連続的な・ゆるやかな成長・変身しかないと思っています。変身=外見を変えることで、戦闘力を53万から飛躍的に拡大する世界は、マンガの世界。
VMDや販売接客指導に関する学び、グロービスに通っていたこともありましたが、「劇的ビフォーアフター的な変身」することはありませんでした。(自らの鍛錬が足りなかっただけ..?)通常の職務では起き得ない、変身の角度やベクトルの微量な変化を起こすきっかけとして、自らだけではなし得ない外的要因の1つとして、研修や座学がありました。
しかし、それ以上に、変身のファクターとして寄与したのは、やっぱり「転勤」です。当時はソーシャルなんてものもなかったので、関係構築や修練をゼロから行っていく。時間はかかりつつも、環境変化に適応しようとする潜在的な能力が鍛えられるイメージです。
現在の僕の危機感
では、この数年、「僕は変身(変化)して、パワーアップしているのか?」と。B2Bマーケの世界にきて3年目。それまで積み上げた経験から、スペシャリスト採用として、職務についているので、転勤や職務変更は、基本的には起きえません。そして、このセレンディピティの起きにくい一年の中で、外的環境変化は起きたけれども、「自身の変化」を起こせているのであろうか?という危機感が僕にはあります。同じ場所で縄跳びを飛び続けている感じです。チームで大きな縄跳びを回したり、複雑な技を行うような「技量」は上がっているのですが、「変身」までは至っていない、イメージです。
この数週間、新興する音声SNSが、そんな変身のきっかけになるのか?と思った瞬間もありましたが、「転勤」や「転職」ほどの「変身材料」とは、なりえなそうな感じです(使い方がよくないのかしら?)
まだまだサラリーマンとして「変身」をして、戦闘力をあげなければならない、と思っています。僕と同様に変身願望ある方、ご連絡お待ちしております。