運動の美容効果(努力しか勝たん)
元乃木坂46の堀未央奈さん、「昔と顔変わりすぎ」的な(おそらくは美容整形信者による)ツイッタ投稿に激おこしてて、幾つかネットニュースにもなっていた。
堀さんは「10代の頃太ってて、運動と健康的な食事で頑張って痩せた」と書いていた。実際、運動、良質な食事、さらに、人から見られる良質な緊張感(=表情筋)などには、絶大な美容効果があると思う。僕も30年くらい前「ハッタ整形した?」と中学の同級生に聞かれたことあった笑。さらにメイクも込みで、外科手術でもしたかのような変身もできるだろう。
努力できない人は、努力の効果を過小評価する。
かわりに、カネを使った裏技=整形とか=の価値を過大評価する。
(最近は失礼なものには「失礼です」とはっきり直言する有名人さんとか増えてる印象がある。よいことだ。まあリスクゼロでもないので取扱注意ではあるが)
運動の美容効果
医学的にも、研究成果が最近多く出ている。日経Gooday記事を紹介しておくと、たとえば筋トレは成長ホルモン/性ホルモンなどの活性化に効果的:
表情筋のトレーニングにもなる。医学的には、表情筋は薄いので鍛えて太くはならないが、ギッシリ入っている神経を刺激するだけでも効果は大きい。表情筋だけでも顔は変わる:
理学療法士/保健学博士の海津陽一さんnote「運動と肌の若返り」でも幾つか紹介されている。「筋力トレーニングは老化した皮膚を若返らせる」という結果が、立命館とポーラとの共同研究で得られている。61名の日本人の中年女性対象(途中5人が脱落というのがリアル笑)、16週間=約3ヶ月の結果。
有酸素運動(aerobic training)も皮膚の老化に対する効果的なアンチエイジング戦略であることも別の研究で示唆されている。
50歳で105kgバーベルあげる松嶋菜々子さん
そんな好事例として、松嶋菜々子さんの話を以前のnoteに追記済:
松嶋さん、40代に糖質制限などのダイエットでは貧相になる(※意訳)ことに気付き、米などしっかり食べるように。かわりに運動を始め、今は105kgのバーベルを上がる(デッドリフト)😱😱
「特別なスキンケアはしていません」だそうだが、
「特別に重いバーベル」なら上げている😁
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一方で、肥満治療薬の開発は進んでおり、世界で年間15兆円市場になる、との予測もある。日本は比較的少ないほうだと思うが、それでも国内毎年数千億円、保険対象となればその7割が実質税金(だよね)を消費する。
もちろん病的にそうなっていて、運動もできない病であるケースもまあまああるとはいえ、大多数はそうではないだろうな。
高額な自費診療のサプリとかも出ているが、効能は局所的で、「痩せ薬のんで、成長ホルモンを注射し続けて、◯◯◯も飲み続けて・・・」て一生やる気なのか。生涯いくら課金すれればいいのか。
トータルな効果を無料で得られるのが、動いて、食べて、寝ること。
なお昔いわれた「運動=活性酸素=毒」説、最新科学ではいわないので注意:
昔の知識をアップデートできてない自称専門家の判別式としては有効かも笑
(トップ画像。睡眠も努力のうちです笑)