非エンジニアから見た #スマホがなくなる日 の到来は?
本noteは STYLY Advent Calendar 2024 のDay10 兼 日経COMEMOへの寄稿です。
僕は今年に入って #スマホがなくなる日 というタグテーマで4本のnoteを書いていました。
また、連載しているマーケティング雑誌寄稿の1テーマにさせていただいたりもしました。
さて、本題に入ります。
僕と同じような非エンジニアのみなさん、Apple Vision Pro(以下AVP)、体験しました?買いました?買った方、日常的に使っていますか?
僕は、社用で購入したAVPをおそらく部内で一番利用している人間だと思っています。自身での利用(MacBookPro の拡張ディスプレイ愛用)やアプリ課金はもちろん、社外の方と会うイベントには持ち歩き、かなり多くの友人知人に試していただきました。
名古屋や大阪出張時に持っていったのは、荷物が増えたのは苦でしたが、実際の「半歩先の未来の感動体験」をしていただいた=僕が仕事として向き合っている世界を知っていただく機会ともなったので、結果、とてもよかったです。
#ガラケーがなくなる日
僕は、2012年頃「ガラケーがなくなる日」に向けた仕事をしていました。その頃のエピソードは、現職のボスが丁寧に書き記していただいています。
当時は、界隈や社内では異端な部署でしたが、いまや、リテール事業者にとって、いや、あらゆる産業従事者・生活者にとって「スマホ」は、欠かせないデバイス・ツールになっていると思います。
そして、2024年、また再び、異端な部署での職務についています。
「スマホがなくなる日」に向けた仕事をしているのは、社内でも当部門くらいかと思います。
#スマホがなくなる日
この本を読まれたでしょうか?もし、まだでしたら、年末年始にぜひ。
この本を読んだ時に、2016年に発売された、この本を思い出しました。(この頃から僕は少しはAIに関心があったのか..)
きっと書き出し文を読むと、きっとそう感じると思います。
そして今週、OpenAI、が12日間連続の新発表をおなっています。
「SF映画的未来の世界」は、部分的に、確実に一歩一歩、現実世界のものとなっています。
#僕の仕事がなくなる日
ガラケー、スマホ、ときたら、次は、「僕」でしょうか。…なんて話題で収斂させても面白くないですよね。なので、非エンジニアな平凡なビジネスパーソンが「スマホがなくなる日」を想像してみましょう。いや、そもそも、みなさん、想像したことありますか?
界隈のみなさんが大好きな博報堂さんの「メディア定点調査」にヘッドマウントディスプレイ(HMD)が登場してくるのは、いつになると思いますか?
これを、欧米文化特有のものとして、自社のビジネス機会として捉えず無視するか、自社のトランスフォーメーションとして自分ごと化するか。
大きな別れ目となりそうです。
「歴史が繰り返される」のであれば、当時日本は独自進化した携帯電話への信奉から、物理ボタンのない全面液晶「スマホ」の将来性を見誤ったため、同デバイスは、文字通り「ガラパゴス化」しました。
2024年。今年は、AVPだけでなく、PICOやMeta Questが相次いで新機種を投下。ホリデーシーズンを前に、メディアやリテールに大量投下をしてきていました。デマンドを創る。需要創造。「欲しい感」の醸成を行ってきました。人気IPのキラーコンテンツの投下により、MHDを当たり前な存在にしようと「仕掛けて」きています。OOHや家電量販店、POPUPイベントで目にした方も多いのではないしょうか。
ひょっとしたら、ワンチャン、来年発表「メディア定点調査」にヘッドマウントディスプレイ(HMD)の「時間」が登場してくるかもしれませんよ。
それが発表されてから慌てて、自社の体制をつくるのか?
それとも、いま時点から、ウォーミングアップ・助走をしておくのか。
非エンジニアな平凡な会社員が、10年後も旬な仕事をミッションとしていられるのか。それは、まさに、いまこの瞬間の意思決定かもしれません。
テックな手段を持たない企業が、一足飛びにこの界隈の感覚を掴むことは難しいと思います。そんな時にそばで伴走してくれるのが、このアドベントを主宰しているSTYLYさんのような企業です。問い合わせはこちからから。
また、彼らや、その界隈の話題をキャッチアップされたい方は、明日からのXRkaigiや、以下の施設を訪れることをおすすめします。
ではでは、今回はこのへんで。
以下、memo
日経新聞(有料版電子版での検索)においては、2023年6月6日のUSでの発表以降、全部で91件の記事が上がっている。
初出はこれ。
最新はこれ。
直近の話題では、こんな記事も。