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【2023年上半期 コミュニティ本 おすすめ10選】 コミュニティづくり、NFTコミュニティ、マーケティング関連、そして新しい気づきを得られる本まで

コミュニティづくりに関わることが多く、日頃から様々なコミュニティ関連の本を読ませていただいています。2021年年から年末に"コミュニティ本 おすすめ20選" の記事を書かせていただいているのですが、おすすめ本シリーズを多くの方に読んでいただき、「参考になった!」と嬉しいフィードバックをいただいております。今回は2023年の前半に新たに読んだコミュニティに関連する本についてまとめたいと思います。

こちらは2022年12月末に紹介した20選の記事です。

こちらは2021年の20選の記事です。

コミュニティづくりをする上で、是非読んでいただきたい学びが多い本を、コミュニティづくり・NFTコミュニティ・コミュニティづくりにおいて大切なマーケティング、そして新しい気づきを得られる本という幅広い切り口で10冊紹介したいと思います。皆様にとって少しでも参考になれば幸いです。

【コミュニティづくりに関連する本】

共に変容するファシリテーション――5つの在り方で場を見極め、10の行動で流れを促す (著者:アダム・カヘン, 翻訳:小田 理一郎 / 英治出版)

組織づくりにおいて重要な要素となるファシリテーションについて書かれた1冊です。本書の中で紹介される「変容型ファシリテーション」によって、コミュニティづくりにおいても重要な「つながり」や「平等」などへの障害をどのように取り除くかなどについても書かれています。


だから僕たちは、組織を変えていける ワークブック (著者: 斉藤 徹 / クロスメディア・パブリッシング)

このワークブックは、前回紹介させていただいた「だから僕たちは、組織を変えていける ―やる気に満ちた「やさしいチーム」のつくりかた」と合わせて読んでいただくことをオススメします。ワークブックでは具体的な28のワークが紹介されています。


グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない (著者: ロバート・ウォールディンガー, マーク・シュルツ 翻訳: 児島 修 / 辰巳出版)

ハーバード大学による84年にも渡る研究によって、良い人生・グッドライフを送るのに必要なのは、お金でも地位でもなく、人とのつながり、良い人間関係であるということを説明した1冊。コミュニティ醸成においてベースとなる「人とのつながり」の重要性を改めて学べる良書です。


すべては1人から始まる――ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力 (著者: トム・ニクソン 翻訳: 山田裕嗣, 青野英明, 嘉村賢州 / 辰巳出版)

まだ存在しない未来を思い描き、それを現実化させる人間の素晴らしい力を発揮する人である「ソース」は時に起業家であり、アーティストであり、そしてコミュニティビルダーであると本書で書かれています。この本を読むことで、どのようにコミュニティの最初の旗を立て、人を巻き込み共感を得て、コミュニティを醸成していくのかを学ぶことが出来ます。

【NFTコミュニティの事例を学べる本】

NFTビジネス活用事例100連発!;地方創生からエンタメまで (著者: 小林 憲人 / 彩流社)

NFTコミュニティは盛り上がりを見せており、NFTの活用方法は日本経済新聞でも「沖縄の百貨店、NFTで「所有権」販売 秘蔵の50年古酒も」という記事でNFTの広がりが伝えられているように地方創生での可能性、ビジネスでの活用、そしてエンタメの世界に広がりを見せています。そうしたNFTがどのように活用されているかの事例を数多く紹介している1冊です。


【マーケティングに関連する本】

マーケティングはコミュニティ醸成には関係が無いのでは?と感じる人もいると思います。しかし、私の中でマーケティングは人にどのように考えを伝えるか、成し遂げたいことを実現するために何をするかを考える手法であり、「実現したいことを共感する人を巻き込んでつくりあげていく」コミュニティづくりをする人には学びが多い分野であると考えています。今回は3冊のマーケティング関連の本を紹介させていただきます。

マーケティングを学んだけれど、どう使えばいいかわからない人へ (著者: 西口 一希 / 日本実業出版社)


マーケティング思考 業績を伸ばし続けるチームが本当にやっていること (著者: 山口 義宏 / 翔泳社)


新訳 ハイパワー・マーケティング あなたのビジネスを加速させる「力」の見つけ方 (著者: ジェイ・エイブラハム 監修:小山 竜央 / KADOKAWA)

【新しい気づきを得られる本】

1日1アイデア 1分で読めて、悩みの種が片付いていく (著者: 高橋 晋平 / KADOKAWA)

日々の様々な気づきを新しいアイデアとして捉え、365日分のアイデアを紹介している本書は、ただ読むだけでも多くの気づきを得られるのですが、心理的安全性に関連したルールのゆるめ方のエピソードなど、「こういう見方があったか!」と新しい視点をもたらしてくれる1冊です。


人が増えても速くならない ~変化を抱擁せよ~ (著者: 倉貫 義人 / 技術評論社)

ソフトウェア開発において、多くの企業が直面する悩みについて分かりやすく書かれているのですが、コミュニティづくりにおいて、ものごとがうまく進まなくなったり、非効率な状態が続いた時に読んでいただくと、問題の本質を捉える新たな視点を得られる1冊になると思います。


2023年前半も様々な良書と出会うことが出来ました。一見コミュニティづくりと無関係なのではないかと思える本からも、様々な視点、新しい考え方を学ことが出来ます。私にとって、素敵な本との出会いはとても貴重な学びの機会となっています。
今回ご紹介した本を手に取っていただき、是非皆さまのコミュニティづくりのヒントになればと願っております。

また、以前にも3回に渡って""コミュニティづくり"に関わる方に読んで欲しいオススメの本を計9冊ご紹介してきました。こちらもよろしければご参照ください。

そしてこれまで何度も紹介しておりますが、拙著「コミュニティづくりの教科書」も皆さまのコミュニティづくりのヒントになればと思い書いた本ですので、お手にとっていただければ幸いです!


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