身だしなみを整えよう 日経電子版で学ぶ新社会人の基礎⑨
これまで「働く力」編では、「ビジネスマナーのキホン」「コミュニケーション力を磨こう」と題してお伝えしました。今回は、視点を変えてビジネスパーソンとしての「身だしなみ」について考えていきたいと思います。
1. なぜ身だしなみ?
就職活動の際にはリクルートスーツを着ることが多かったと思います。社会人の服装としてはスーツの種類も幅広かったり、オフィスカジュアルなど多様な選択肢があったりして、戸惑う方も多いと思います。
在宅勤務の場合はあまり気になりませんが、いざ出社した際には社内外の多くの人に会うので、身だしなみを整えることは大切です。第一印象を大きく左右するため、相手に好印象を与えるチャンスでもあります。
とはいえ忙しい日々のなかで、なかなか時間をかけられない人もいると思います。そこで普段の身だしなみで気をつけるべき主なポイントを説明します。
2. まずはここを押さえよう
業種や職種によって、またはビジネスシーンによって服装を選び分けることになりますが、共通して言えるポイントは「相手に不快感を与えない」ことです。清潔感がある服装を選んだり、だらしなく見えないよう心がけたりすることが重要です。
以下の記事では、仕事上で出会った人のファッションマナーの気になる点について、男女別のランキング形式で紹介しています。日々の身だしなみを考える上で参考にしてみてください。
また季節に応じて選ぶ服装も変わります。近年は「クールビズ」の取り組みが職場に広がり、夏場特有の身だしなみに困る方も多いと思います。以下の記事では、クールビズ期間のポイントについて説明しています。
3. 身だしなみのポイント 男性編
次は男女別に見ていきましょう。会社へ行く際に何気なく結びがちなネクタイですが、その結び方にはいくつもの種類があります。それぞれ与える印象も変わるので、その時々のファッションに応じて、普段の結び方の以外も試してみてはいかがでしょうか?
また革靴も意識していますか?毎日革靴を履くなかで傷や汚れが付いてしまうため、定期的なケアは大切です。ブラシで汚れを落としてクリームを塗って磨くだけで、見違えるほど綺麗になるのが靴磨きの魅力です。
以下の記事では、5分でできるメンテナンス方法を紹介しています。平日は時間がないという方も、記事を読みながら週末に試してみましょう。
また雨が降った際、濡れた革靴をそのままにしておいてはいけません。お気に入りの1足を長くはき続けるために欠かせないお手入れのコツを、以下の記事では説明しています。
4. 身だしなみのポイント 女性編
社会人になったらメークや服装もビジネスに合わせたものにしましょう。職場によってルールは異なりますが、大切なのは清潔感です。ナチュラルメークで健康的に、相手に信頼してもらえるような着こなしを目指したいですね。
メーク一つで印象は大きく変わります。顔色が悪かったり、目の下のクマが目立ったりしては、初対面での印象も台無しです。以下の記事では、ビジネスの場にふさわしく、かつ自分らしさを輝かせるメーク術を紹介しています。
新型コロナの影響で、最近は日常的にマスクを着けることが増えています。マスクをしたままでも、外してもキレイに見える、血色感や崩れにくさを重視したメークにも注目が集まっているようです。
今回紹介したほかにも、身だしなみを整えるポイントはたくさんありますが、注意すべきは「身だしなみを整える」ことは「おしゃれな服を着る」と全く同じというわけではない点です。まず清潔感を保つことや相手に不快感を与えないように意識することが、身だしなみを整えるコツとなるでしょう。
▼もっと詳しく知りたい方はこちら
▼前回の記事はこちら
コミュニケーション力を磨こう 日経電子版で学ぶ新社会人の基礎⑧
▼会計編はこちら
決算書を読んでみよう 日経電子版で学ぶ新社会人の基礎①
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給与明細を読んでみよう 日経電子版で学ぶ新社会人の基礎④
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