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横石さんに「働く×働き方のエッジ」を聞いてみた!

名刺を起点としてビジネスパーソンを繋げる『Eight』で、この度「Eight ONAIR」というビジネスイベントメディア機能をリリースしました。このコロナ禍で、人と出会って学びを得たり、コラボレーション機会を模索することは難しくなりました。代わって出会いの場はオンラインへ移行しつつあります。Eightでもオンラインでの学び・出会いを支援をするのがONAIRの狙いです。

新機能リリースを記念し全7回にわたって「働き方最前線:フロントランナーのビジョン」のテーマで私日比谷と、新しい働き方を探究・実践されている皆さんとの対談をした様子をかいつまんでご紹介していきます。

文末には本シリーズの他の対談をまとめた記事へのリンクや、次回の対談のお相手、テーマをご案内していますのでご興味のある方はぜひそちらもご覧ください。

横石 崇さんに教わる「働く×働き方のエッジ」

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今回の対談相手は&Co.,Ltd.、Tokyo Work Design Week(以下、TWDW)オーガーナイザーでもある横石 崇さんです。

これまでのゲストは“XXの〇〇さん”とご所属とお名前をセットで記事タイトル内で紹介してきたのですが。後半で触れますが、肩書き以外で説明する自己紹介方法の話があったりで、あえて所属をはずしてみましたよ。

ちなみに、横石さんと何度か登壇でご一緒したり、対談取材受ける機会はあったけど「働き方」で話すのは初。そうだったっけ、と思いつつ、、せっかくなので「なんで”働き方”をテーマに活動してるの?」という直球を投げ込んでみることにしました。

なんとなく暗い雰囲気の日本ーー働き方の地図作りを始める

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横石さんが今の会社、そしてTWDWの活動を始めたタイミングは東日本大震災後のこと。当時所属していた会社を辞めて、自分探しのためバックパックで世界を回る旅に出たそうな。で、日本に帰ってくると、意外と新しい面白いことをやっている人たちが目についた。そんな人たちを見て「新しい働き方の地図とコンパスが必要だ」と思いついたそうです。

当時は新しい働き方をしている人たちも今ほど多くなければ、まして生の声を聞くことができる機会も貴重でした。一方、社会的には不景気や震災の影響もあってか、どこか重い空気が漂っていて、ポジティブに働き方を模索できる機会=地図作りを開始したのでした。

私も知らなかったんですが、TWDWは当初観客5、6人、企業の夜使わない会議室で始まったそう。今では東京以外にも大阪、熊本、国外ではソウルにまで広がり、3万人を動員する規模にまでなっています。来年で10周年、コロナ禍を経てTWDWの活動はますます関心が集まりそうです。すごいよなぁ。

自己紹介の仕方は未来を語ること。横石さん的未来の見方

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横石さんが2019年に出された本『自己紹介2.0』から、働き方への考え方をもう少し深堀りしていきます。

働き方の”見本市”とも言えるをTWDW主催されている横石さん。今後の社会について、個はより個性を発揮する時代になり、企業との関係性も変わっていくと言っています。働き方については「ワークスタイル」という言葉自体が20世紀の産物だと一蹴。じゃあどんな言葉が適切かと問うたら、横石さん的には、「個人個人の「ワークスタンス」があるだけで、正解もないし型もない。スタンスがマッチしたら一緒に働けばいい」という見方なんだそうですね。納得。

働き方の変化のプロセスを楽しんでみる

横石さんが面白い例え話をしてくれました。

今までの働き方ってコース料理みたいなものだったと思います。自分が考えなくても料理が出てくる。でもこれからの働き方はお好み焼きだと思います。ボールに素材が盛られてきて「さあ、焼け」って出されているような。笑 最初はどうしたらいいか戸惑う。でもみんなで素材を持ち寄って、料理すること自体を楽しんでいけばいいんじゃないかなと思います。

なんだか勇気づけられる例え話ですよね。世の中にどんな「素材」が転がっているのか、TWDWで年々紹介されるいろんな人の働き方が参考になりそうだなぁと思いました。

そして対談の最後には2050年の未来とか教育についても話題に。2050年って遠い未来かもしれないけれど、自分の子供、孫の若い世代の未来を作ると考えるともう今仕込まないと間に合わない…なんて話題に。横石さんは、それくらい先の未来を見据えて、新しい大学や書店を作っているんだそうです。詳細がものすごく気になるところではあるのですが、これはまた別の機会に…

今回の対談を機に、“料理”を少しでもやってみている人が増えているといいですね。30年先にはもっと多様な働き方が見られるようになるのを願って。

次回のお知らせ

藤田さん

次回はPeatix Japan株式会社藤田 祐司さんに登場いただきます。ウェビナー登壇本数は年間200本を超えるそうな!皆さんもどこかで参加したことがあるのでは。対談のテーマはもちろん「働く×コミュニティ」。「そもそもコミュニティって何?」という基本のことから「コミュニティに関わるとどう働き方が変わるの?」といったところまで時間の許す限り深堀りしていきます。

このシリーズの関連記事たち

「働き方最前線:フロントランナーのビジョン」の対談は全7回にわたって開催します。他の回のレポートもぜひご覧ください!

第1回:株式会社オカムラ 遅野井 宏さん「働き方ד働く環境”」
第2回:インサイトフォース株式会社 山口 義宏さん「働き方×マーケティング
第3回:TORiX株式会社 高橋 浩一さん「働き方×営業力
第4回:&Co. 横石 崇さん「働く×働き方のエッジ(本記事)
第5回:Peatix Japan株式会社 藤田 祐司さん「働く×コミュニティ
第6回:Voicy株式会社 緒方 憲太郎さん「働き方×個が輝く時代
第7回:複業研究家 西村 創一朗さん「働き方×複業」

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